「また会いに行きたい」と思ってくれる人を求めて。
島根県江津市の中山間地にある廃校になった木造校舎の小学校が特徴の地域。跡市地区。人とのつながりと温かみにふれあえる体験ツアーを企画します。
島根県のちょうど真ん中あたり、”東京からいちばん遠いまち”とも言われる江津市にある山間地の小さな町。跡市地区には私たち日本人にとっての"大切なもの"が残っています。
大切な伝統、大切な景色、大切な暮らし、そして大切な人とのつながり。
今回、私たちの心のなかに刻まれているこの”大切なもの”を再発見する旅を企画しました。田舎ならではの様々な体験と地元の人たちとの「つながり」を通して、少しでも心のなかにある”大切なもの”を見つけるきっかけとなれば幸いです。
そして、跡市のことを好きになり「また会いに行きたい」と感じていただけると嬉しいです。
跡市AITABIでは、田舎ならではの体験と地元の人たちと交流できる機会をご用意しています。
手つかずの自然と、雄大な景色、美味しいごはんと伝統文化...
これって日本全国、どの地方に行っても同じですよね。
きっとどの田舎にも素敵な自然と料理、伝統文化があると思います。
ではこの旅の目的は何でしょうか?
それは「出会い」です。
「いやいや、出会いなんてそれこそたくさんあるし、どこに行っても同じじゃないか!」
そんな声が聞こえてきそうですが...それは違います。
あなたが今この瞬間、この旅の紹介文を見ているこの瞬間。
これが「出会い」です。
何千、何万、いや何億とある情報の中から、あなたは何故かこの旅に出会いました。
北海道でも沖縄でも長野でも秋田でも高知でもなく、この島根県江津市にある跡市という町に出会うための旅に。
この体験ツアーでは「また会いに行きたい」と思えるような仕掛けをたくさん用意しております。
私たちは来て下さる皆さんを家族のように迎えたいと思っています。
わざわざお金をかけて遠くの街から来てくださるんですから。
一泊二日の短い間のおつきあいになりますが。
一緒に思い出をつくれたら幸いです。
ツアーの内容
|開催日|
2017.3.25 - 3.26(一泊二日の宿泊体験)
3.25(土)12:00 JR江津駅集合 / 12:30 現地集合
3.26(日)13:30 現地解散 / 14:00 JR江津駅解散
|開催場所|
跡市小学校(島根県江津市跡市町632番地)
大人1名様(小学生以上)5,000円 / 未就学児 2,000円
30名様(応募多数の場合は抽選)
1名様
|主催|
跡市地区まちづくり協議会
|旅行企画・実施|
株式会社GPA
*旅行代金に含まれるもの 各種体験料・貸し切りタクシー(バス)・イベント保険料
*集合場所(JR江津駅)までの交通料はご負担下さい。
*旅行代金は参加決定後にお伝えする指定口座にご入金下さい。
*食事は、跡市地区の方々との共同調理体験で用意します。
*各自昼食を済ませたあとでご参加ください
ツアースケジュール
3/25(土)- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
12:00 江津駅集合→跡市地区へ移動
12:30 跡市小学校到着(現地集合)受付
13:00 入学式(オリエンテーション)
13:30 ★1時間目(2チームに分かれて授業を受けます)
1組 綿から布へ機織り体験
2組 「伝統文化」跡市田植え囃子
15:00 ★2時間目
1組 「伝統文化」銭太鼓体験
2組 綿から布へ機織り体験
16:30 有福温泉へ(入浴・町並み散策)
18:30 夜の給食&交流会(ぼたん鍋)
「伝統文化」の発表
石見神楽&ライブ鑑賞
21:30 宿泊体験(男女別相部屋)
3/26(日)- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
7:00 起床
7:30 ラジオ体操
8:00 朝食(跡市産米・味噌汁・焼き魚)
9:00 ★3時間目「フィールドワーク」
1組 カメラを持って町並み探検
2組 自然体験(森のようちえん同行)
10:45 ★4時間目「未来」
跡市を考える(意見交換&ワークショップ)
11:45 「フィールドワーク」の発表会
12:15 卒業式 記念撮影
12:45 給食(カレーライス)
13:30 終了(現地解散)→江津駅へ
|会場|
旧跡市小学校
島根県江津市跡市町632
閉校になった木造校舎の小学校で宿泊体験
跡市小学校は昭和13年に建てられた、木造校舎の小学校です。昨年、閉校になってしまった跡市小学校は、閉校時の最後の生徒さんはたったの5名。現在は閉校時のそのままの姿が残っています。今回のツアーでは、特別にこの跡市小学校での宿泊体験が出来ます。この貴重な小学校での体験を充実させるために、出来るだけ自由な時間をつくりたいと思っています。理科室、音楽室、職員室などなど、ワクワクしながら探検しましょう。夜の校舎を探検するのも良いかもしれませんね。
地域ならではの体験授業
学校といえば「授業」。今回のツアーでは授業に模した体験授業を小学校内で行います。授業の内容は跡市地区の地元の皆さんが提供してくれる日常的なものばかりです。文化伝統、ものづくり、自然や町並みの探索など、都会では味わえないものをご用意しました。授業といっても堅苦しいものではなく、地元の皆さんとおしゃべりしながら楽しいひと時を過ごせる内容になっております。
夜の交流会
小学校と言えども、やっぱり楽しみは夜の交流会。地元の食材でつくる美味しいご飯を楽しむ宴会を予定しております。もちろん地元の方々と一緒に。今回のディナーは「ぼたん鍋」。ぼたん鍋とは猪肉をつかった鍋のことです。里山で取れた美味しいぼたん鍋を食べながら地元の方々とおしゃべりしましょう。少しでも皆さんが楽しんでもらえるように、島根県西部に伝わる伝統芸能「石見神楽」などの催し物をご用意しております。
跡市の未来について考える。
跡市地区は中山間地にある小さな町です。若い人が減り、これからさきの未来について真剣に向かっていかなければならない局面を迎えています。この状況を乗り越えるためには、今回のツアーに来てくださる方々のような「新しいつながり」と「新しいアイデア」が必要不可欠です。跡市地区の未来について、一緒に考えることが出れば幸いです。
あなたとの出会いを楽しみにしています。
このツアーはただのツアーではありません。私たち跡市地区の住民が未来に向かって進む第一歩でもあります。そして、こうやって興味を持っていただける方々との「新しいつながり」をつくる場所でもあります。この出会いを大切にし、跡市に出会ったことで来てくださる方々が少しでも「温かい気持ち」になってくださることを願っています。ひとつひとつの出会いをつないでいき、「また会いに行きたい」と思ってくれる方々のために、いつでも帰ってこれる"故郷"であり続けるために。
こんな方にオススメです。
田舎には興味があるけど、つながりがない。
一番大切なのは、つながりです。誰とどのようにつながるかがとても大切。跡市AITABIではそのつながりを最高の形で演出します。希望の方には、このイベント終了後も地元の方とのつながりを続けられるようにサポートしていきます。
子どもに田舎での体験をさせてあげたい!
今回のツアーはお子さんにピッタリの内容です。一泊二日をはじめましての方々と一緒に過ごし、一緒にごはんを食べたりものづくりをしたり、普段都会では出来ない体験を通して、様々な学びを得られることでしょう。お子さんと一緒でも安心して一泊二日を過ごせるように、地元のスタッフが暖かく見守りサポート致します。
とにかく面白いことがしたい!
木造校舎の小学校での宿泊体験というのはなかなか体験できることではありません。また、全国各地には小学校で宿泊することができる施設もありますが、閉校になったそのままの状態で泊まれる体験が出来るということは今この瞬間でも味わえない体験となります。
海外旅行にいくのが好き!
海外旅行良いですよね。海外に行けば、新しい世界が広がります。では、日本はどうでしょう?実は日本にも海外に負けないくらいの「新しい世界」がまだまだ隠れています。島根県江津市は"東京から最も遠い街"とも言われたことがある地域です。東京から移動すると待ち時間も含めて半日かかってしまうこともしばしば。でも、江津に遊びに来てくれる人たちは皆さんこう言ってくれます「江津良い!」「また来たい!」「海外みたい!」と。移動時間だけで言うと海外に行くのとあまり変わらないかもしれません。でも、江津には海外に行くのと同じくらいの感動が味わえます。
故郷が欲しい。
私たちは跡市地区を好きになってくれる人を大歓迎いたします。このツアーが終わった後もいつでも気が向いたときに跡市にいらしてください。そのときは今回よりももっともっと家族のようなつながりを感じられることでしょう。一泊二日では知ることが出来ない跡市や江津の魅力をまた感じに来て下さい。また美味しいご飯とお酒を飲みながら、おしゃべりしましょう。
お申込み
前泊を希望される方へ
島根県江津市は都市部からのアクセスが非常に難しいところです。当日の移動ではお時間が間に合わない方々のために、素敵な空間を感じられ、宿泊体験ができるゲストハウス(民泊を含む)をご紹介いたします。(ご予約は宿泊施設へ直接お問い合わせ下さい。ご予約の際は翌日に「跡市AITABI」に参加する旨をお伝えいただけると翌日のご予定などスムーズにご相談いただけると思います。)
|お問い合わせ先|
跡市地域コミュニティ交流センター
TEL・FAX:0855-56-2107
MAIL:atoichimatidukuri@gmail.com